■幻魚の干物とは
日本海三大珍味の一つである深海魚「幻魚(げんぎょ)」。中でも名立の幻魚は、最も深海で捕れる黒幻魚で、凝縮された旨みが特徴です。その幻魚を寒風干しに近い方法で干物にしました。『メイド・イン上越』認証品です。
■幻魚とは
1.水深200m~1800mに生息する深海魚です
2.体長20cm程度、全身がゼラチン質で覆われています
3.生息域は日本海及びオホーツク海です
4.主に甘海老漁の底引き網において混獲されます
5.干物の他、吸物や鍋物、天ぷら等で食されます
2.体長20cm程度、全身がゼラチン質で覆われています
3.生息域は日本海及びオホーツク海です
4.主に甘海老漁の底引き網において混獲されます
5.干物の他、吸物や鍋物、天ぷら等で食されます
■名立と幻魚の歴史
ゲンギョは9月~5月に甘エビの底引き網の中に入って一緒に引き上げられます。カニや甘エビと違い専門の漁はなく、底曳き網を引き上げる際にそのゼラチン質の体が網に巻きついて引き揚げられるので、網や魚たちを傷つける魚として漁師から嫌われていました。グロテスクな顔つきも災いして、漁師たちの間では「下の下(げのげ)」と呼ばれ、浜に打ち捨てられていたといいます。
非常に多くの水分を含んでいるために劣化が早く、すぐに生臭くなるため、流通不可能な魚でした。なので、あまり知られていないので「まぼろしのさかな=幻魚」と呼ばれるようになったという一説もあります。
しかし、食べてみてびっくり! 身は適度な脂がのっており、高級な白身魚にも勝るとも劣らない味です。干物にすると極上の旨さがある事を漁師が発見し、最近まで、名立の漁師町では民家の軒下に幻魚を干していました。また、名立より西の海沿いの漁村では味噌汁の具や吸い物の種として使われています。天婦羅や唐揚げにすると柔らかなフワフワした食感があり、干したものを軽く炙れば酒肴として最適です。
非常に多くの水分を含んでいるために劣化が早く、すぐに生臭くなるため、流通不可能な魚でした。なので、あまり知られていないので「まぼろしのさかな=幻魚」と呼ばれるようになったという一説もあります。
しかし、食べてみてびっくり! 身は適度な脂がのっており、高級な白身魚にも勝るとも劣らない味です。干物にすると極上の旨さがある事を漁師が発見し、最近まで、名立の漁師町では民家の軒下に幻魚を干していました。また、名立より西の海沿いの漁村では味噌汁の具や吸い物の種として使われています。天婦羅や唐揚げにすると柔らかなフワフワした食感があり、干したものを軽く炙れば酒肴として最適です。
■名立の幻魚の特徴
一般的に出回っているゲンギョは比較的浅い所で獲れる「白ゲンギョ」、名立のゲンギョは水深500m以下から獲れる「黒ゲンギョ」です。
妙高連山及び上越市の最高峰不動山から流れ出た栄養豊富な水の恩恵を受け、名立沖に生息する魚介類は、凝縮された旨みがあると評価されています。
さらに干物にすることで水分が抜け栄養分がギュッと凝縮されます。
妙高連山及び上越市の最高峰不動山から流れ出た栄養豊富な水の恩恵を受け、名立沖に生息する魚介類は、凝縮された旨みがあると評価されています。
さらに干物にすることで水分が抜け栄養分がギュッと凝縮されます。
■召し上がり方
食べると柔らかく、フワフワ! 旨い!
軽くあぶって柔らかくなったらあつあつをそのままが一番ですが、さっと衣にくぐらせて天ぷらも美味しいです。オーブントースターでも焼け、頭から尾っぽまで全て食べられます。
軽くあぶって柔らかくなったらあつあつをそのままが一番ですが、さっと衣にくぐらせて天ぷらも美味しいです。オーブントースターでも焼け、頭から尾っぽまで全て食べられます。